様々な作用があると言われるアルギニンは積極的に摂取したい成分のひとつですが、アルギニンの摂取によって胃の不快感などを感じる方がいるようです。特に海外製品を摂取した方に多いとも言われています。これはアルギニンのアルカリ性が強いためと言われていますが、クエン酸で中和されたアルギニンの効果はどうなるのでしょうか？アルギニンとクエン酸での中和についてまとめます。

アルギニンのみが含まれた製品は注意です

アルギニンには様々な働きがあるため、健康維持や美容目的で積極的に摂取している方もいると思いますが、アルギニンはアルカリ性が強いため、アルギニンのみが含まれた製品は胸やけや胃痛などを起こす可能性があるため、そのままでの摂取はおすすめできません。これは国内製品、海外製品にかかわらずです。

アルギニンの中和

アルギニンはアルカリ性が強いため、酸で中和して製品化されているものも一部ありますが、酸によっては安全性に問題があるものもあるという事も忘れてはなりません。アルギニンを塩酸で中和した製品を長期間継続すると、軽症ですが倦怠感や嘔吐、重症の場合は意識障害や昏睡などを起こす可能性もあります。そのためアルギニンを中和する酸にはクエン酸などの安全性の高いものがおすすめで、クエン酸の健康への作用も期待できると言われています。このように安全性の高い酸でアルギニンを中和した製品は、胃の不快感などの心配はほとんどないと言えます。しかし、体調や体質によっては不快な症状を感じる方もいるかもしれませんので、体調と相談しながの摂取をおすすめします。

まとめ

アルギニンはアルカリ性が強いため、酸で中和されているものがおすすめです。しかし酸であれば何でも良いわけではなく、安全性の高いクエン酸などがおすすめです。クエン酸で中和されたアルギニンでは胃の不快感などの心配はありませんが、体調や体質によっては不快な症状が出る場合もあるため体調と相談しながらの摂取をおすすめします。